ランブータン。
日本ではあまり聞かないが、タイでは割とメジャーな果物らしい。
皮はトゲトゲで固い。ライチにヒゲが生えたような風貌。
マレー語でrambutは「毛」「髪」を意味し、それに接尾辞-anが付いて「毛のもの」という語義を持つらしい。(Wikipediaより)
スーパーにはこんな感じで売っている。
1キロあたり89THB。360円くらい。
むくときは、包丁で真ん中に切れ目を少し入れて、そこからむいていくと皮がパカっとむける。
トゲトゲの皮をむいたら、本当にライチみたいに白くてつるんとしている。かわいらしい。
さて、いざ実食。
•••美味しい、けれども
ほぼ、種…!!!
食べる部分がほぼない。
たしかにジューシーでライチのような独特の歯応えがあるのだが、種が大きく、また実から種が取れにくい。また取れても種の薄皮が実についたままになっているので、薄皮のボソボソ感が口に残ってしまい、すこぶる食べにくいのである。
せっかくプリプリとした実なのに、種のせいで台無しだ。
タイ人たちはこれをせっせと買って食べるのだろうか。だとしたら、とてもマメな民族である。
ちなみにランブータン、屋台だともっと安い。
1キロなのか12キロなのか不明だが、キロあたり35THBはスーパーの半額以下である。この暑い中、ずっと外に置きっぱなしのなると鮮度が気にならないでもないが、安いのには違いない。
タイには見たこともない果物がたくさんある。
色々試してみよう。