タイのクリーニングのスタンダードを経験すれば、日本のどのクリーニング屋にも優しく接することができるに違いない。
先日、そろそろ布団カバーを洗濯しなきゃなーと思い立った。
家の洗濯乾燥機で布団カバーのような大物を乾燥させたことがなかったので、生乾きになってしまうかもと思い、コンドミニアムのクリーニングサービスを使ってみることにした。
クリーニングサービスは所定の袋に入れておけば、決まった時間に回収してくれる仕組みだ。布団カバー1枚あたり400THB程度。1,600円。その日に出せば、当日の夕方までに仕上げてくれるそう。
高っ!と思ったのだが、きっと綺麗にしてくれるに違いないし、物は試しだ、とお願いすることにした。
そして、夜。当日リターンと言われてたはずだが、いつになっても布団カバーは返ってこない。
しびれを切らして23時にサービスに問い合わせてみた。
すると、「クリーニングは明日の返却になります。これが当社の標準サービスです。」と抜け抜けと言うではないか!
「今日中に戻ってくるって案内してもらったんですけど・・・」
「ごめんなさい、新人だったのでおそらくコミュニケーションの何かの間違いです。良く指導しておきます。」
・・・そう言われたらもう黙るしかないじゃないか。
仕方ないからその日は、カバーのかかってない布団にくるまって寝た。
翌日。
晴れて綺麗になった布団カバーが返ってきた。ちゃんとアイロンがけされていて気持ちい!
・・・ん?
なんか足跡がついてるーーー!!!涙
綺麗になったはずの布団カバーに、スニーカーで踏んでしまったような、黒い足跡がついている。
うそだ。これが1600円のクリーニングのクオリティなのか。。。
むしろ出す前より汚くなってるやん。
これだけ予想外の事態が起こると、これがもはやタイのスタンダードなのではないか、とも思い始めた。
これがスタンダードだとすると、わたし、めっちゃクレーマーじゃん・・・
そう思ったら、もうクレーム入れるのも面倒になって、自宅の洗濯乾燥機で洗い直した。
洗濯機の性能は思いのほかよく、ふんわり綺麗に仕上がったのである。
こうなるなら最初から自分で洗っておくんだった!!!笑